交流会などで聞いたフリーランスエンジニアの実態

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こんにちわ。正社員と業務委託の両方を経験したことのあるエンジニアのヒロユキと申します。

自分自身が業務委託という契約形態で働き出したことにより、フリーランスという働き方にも興味が湧いてきました。(と言っても今はアルバイトを業務委託でやってるだけですが…)

そこで、フリーランスエンジニアの方とお話ができる交流会などに積極的に参加をしています。

その交流会で聞いた話や、私が正社員時代に一緒に仕事をしたフリーランスの方などから聞いた話を基に実態をまとめてみたいと思います。

正社員より給料はかなり上になる

フリーランスエンジニアになると給料はかなり上がる傾向にあります

その分後述するデメリットもあるのですが、金銭面だけ考えれば正社員より上に立ちやすいようです。

給料が上がる理由としては、

  • 短期契約であるため、ある程度値段が高くてもリスクにならない
  • エンジニアが不足しており低額な募集では人が集まらない

というものがあります。

そもそもの話ですが、システム開発の現場ではフェーズごとに必要な人数が異なります。

基本設計→10人、詳細設計→20人、実装・テスト→30人、保守→10人みたいな。

これを正社員で賄おうとすると常に30人を抱えなければいけなくなり、企業側の大きな負担になります。(正社員は簡単に解雇できないため)

フリーランスは有期契約が多く、企業側としてもリスクになりにくいため、単価が高くなりがちということです。

ちなみに自分は現在アルバイト募集から現在の職場で働くことになりましたが、時給1500円くらいになります。

一方同じ職場のフリーランスの方(立場も仕事の内容も全く同じ)は時給4000円らしいです。4000×160時間だと64万円か。良い身分ですねえ(´・ω・`)

(経費をうまく使えば)税金はむしろ下がる

正社員には給与所得控除というものがあり、

年収400万であれば収入金額×20%+540,000円が所得から控除されるので、課税対象は266万になります。

一方でフリーランスの青色申告特別控除は65万なので、課税対象は335万になり、正社員に対して不利になります。

あと所得が上がってくると個人事業税や消費税も気になります。(1000万以下なら、消費税はむしろボーナスですが)

しかし話を聞く限り、経費で100万くらいは平気で落とすらしいです。仮に経費100万円の場合は、400 – 65 – 100で課税対象は235万になり正社員より有利です。

経費で100万円落とせる理由としては

  • 家で仕事のための活動をする場合、家賃や光熱費の一部を経費と出来る
  • ネット代や書籍購入、新聞も事業のための経費で落とせる
  • 事業に関連する消耗品も経費で落とせる
  • 事業に関連する交際費、交通費も落とせる

という感じですかね。

自分の場合は、Officeとかを実際に営業活動の履歴書などで利用しているので落とせますし、印刷して客先に持っていったこともあるのでプリンターのインクとかも落とせます。

家で仕事のメール等をしているので家賃も落とせます。(ただ按分されるので全額は無理)

そう考えると経費100万は現実的ですね。

つまりフリーランスになると、年収はアップして税金の支払いは減る(可能性が高い)ということになります


使えないやつが多い

「フリーランス=滅茶苦茶できる」というイメージを持ちがちだと思います。独立してやっているのですから、当然ですよね。

しかし、最近のフリーランスエンジニアはマジでレベルが低いということを聞きました。

特に最近は、2~3年で正社員から転職してきたり、プログラミング学校上がりの人もいるらしい。自分が会った中でも「え?この人本当にエンジニアか?」というくらい話が通じない人も多かったです。

そして、そういう人たちは容赦なく契約打ち切りになることもあるらしいです。

この情報から「ゴミがたくさんいるなら俺にも出来るかな」と思うか「実力主義過ぎて俺には無理」と思うかは人次第だと思います。

空白期間や年齢は比較的問われない

ホームレス経験のある自分に朗報だったのが、正社員採用と違い、細かい履歴書を出すことは稀で、スキルシートみたいのを出せばいいらしいです。

当然、空白10年とかなら「何やってた?」となりそうですが、2年程度なら全然大丈夫らしい。やったぜ!!

あくまで、「この人は案件についてくるスキルが有るのか?」という部分を見られるらしい。

あと意外に50代以上のフリーランスも多く、雇われPMみたいな働き方をしている人は年収も半端ないとのことです。

ただ、フリーランス(下請け)からPMの技術を身につけるのは難しいと思うので、その辺は正社員時代にどれだけ経験を積めるかが勝負かなあと思います。

リモートワーカーも少数だがいる

客先常駐している人が多かったですが、リモートワーカーも少数ですがいらっしゃいました。体感で言うと2割くらい。

リモートワークをしている人は滅茶苦茶な働き方をしている人も多くて

  • 週3しか働かないよ
  • 昼は常駐をやりつつ、夜リモートでも働いてるよ
  • 平日は常駐をやり、土日はリモート
  • 基本は自分のWebサービス事業をやりつつ、片手間でリモート

みたいな感じです。

この滅茶苦茶さがフリーランスという感じですね。どういう働き方をするかは人次第。

正社員だと週5で会社に行くのが当たり前ですからねえ。

その他

その他にヒアリングして明らかにした実態です。

Q.どうやって仕事を獲得している?

→殆どの方がエージェント経由ということでした。一部は自身のコネで取っている人もいました。そしてエージェント経由でも複数エージェント登録は当たり前のようです。

Q.どういう契約になる?

→「140~180時間働いてね」が多いらしい。次点で160~200時間。ちなみに単価交渉はかなりシビアで、普通に値切られたり、こちらから釣り上げたりするらしい。

Q.良い案件を取るには?

→営業担当にしっかり自分の希望を伝えること。または自分で条件の合う仕事を妥協せずに探すこと。営業は当たり外れがかなり大きいらしいです。

Q.炎上案件はある?

→普通にある。面談で実績の稼働率を聞いたりして回避しているらしい。

Q.確定申告面倒くさそうなんですが

→実際、面倒くさいらしい。税理士に頼んでいる人もいました。(月5000円とからしい。高い…。)

Q.何を学んでおけばいい?

→Java、PHP、Rubyの順に案件が多い。GoやPythonはアメリカでは流行っているが、日本はそこまでじゃないらしい。とりあえずSpringやっとけばいいんじゃね。ちなみに自分はVBとかがメインなので不安があると言ってみたが、普通にVBとかのレガシーな案件もあるらしいです。

Q.とにかく金が稼ぎたいんだけど何を学べばいい?

→ぶっちゃけ、平均的なエンジニアの場合には、どの言語を使えるかとかより、「金がある企業の案件を継続してやる」のが単価を上げやすいらしいです。

Q.フリーランスやりつつ自己成長も出来る?

→全く別分野をやるのは難しいらしいが、同分野であれば全然可能。例えばRailsでWeb制作をしていた人が、PHP未経験からLaravelをやるなど。逆にWeb制作からPythonで機械学習する、Swiftでアプリ開発するなどだと厳しいかも。

Q.フリーランスは家でもプログラムの勉強してる?

→する人はめっちゃするが、しない人が大半。


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